

長崎市は、1570年の開港以来、外国との交流によって発展してきた街です。市内には、港を見下ろす南山手の丘に数々の明治の洋館が建ち並ぶグラバー園をはじめ、東山手の洋館群、大浦天主堂、鎖国時代に海外へ開かれた唯一の窓口であった出島、そして中国との交流を偲ばせる唐人屋敷跡、眼鏡橋、崇福寺や興福寺などの唐寺、新地中華街と数多くの史跡や観光名所に恵まれています。
このように異国情緒あふれる長崎で、中国色豊かな灯の祭典『2008長崎ランタンフェスティバル』が、平成20年2月7日(木)から21日(木)の15日間にわたり開催されます。
このお祭りは、長崎在住の華僑の人々が、中国の旧正月(春節)を祝うための行事として始めたもので、もともと「春節祭」として長崎新地中華街を中心に行なわれていましたが、平成6年から規模を拡大し、長崎全体のお祭りとして、冬を彩る一大風物詩となりました。
期間中は、長崎新地中華街はもとより、浜市・観光通りアーケードなどの市内中心部に、約1万5千個にも及ぶランタン(中国提灯)が飾られ、湊公園をはじめ各会場には、大型オブジェが所狭しと飾られます。
湊公園に置かれるメインオブジェは、例年どおり干支。中国では正月3日にネズミが嫁にいくといわれており、それをモチーフにした「老鼠娶親(ラオ・スー・チー・チィン)」。高さは約8メートルもあり、会場を華やかに彩ります。このほか、「西遊記」や「雙獅戯球」など今回新たに登場するオブジェも見逃せません。
また、多彩なイベントも繰り広げられ、なかでも中国伝統芸能として継承されている地元有志による『龍踊り』や本場中国の『中国雑技』などが15日間毎日披露されます。
それに加え、清朝の時代をイメージし、豪華な中国服を身にまとった『皇帝パレード』や、江戸時代に長崎で実際に行なわれたという『媽祖行列』など、それぞれが一段と祭りの雰囲気を盛り上げ、多くの市民や観光客を楽しませてくれます。16日の皇帝パレードには、九州各都市のキャンペーンレディーも参列し華やかさを増します。